マサラ日記     previous«  »next

1月23日(火)           

 夜、ちょっと変わったナーンとタンドゥーリ・チキンを食べる。

 どう変わっているのかといえば、ナーンにはサラダ油とヨーグルトが入っていない。
 といってもピンと来ない方が多いだろうから説明すると、普通、インドのナーンには
・精白小麦粉(日本だと強力粉を使うところが多いが、私がインド人の師匠から習ったのは薄力粉。ちなみにインドでマイダと呼ばれる精白小麦粉は中力粉らしい)
・ミルク
・卵
・砂糖
・塩
・ヨーグルト
・サラダ油
・ベーキング・パウダー
・重曹
・水
 といったものが入るが(店によって原材料や配合は異なる)、本日食べたのはカロリーを減らすなどのため、サラダ油とヨーグルトが抜いてある(砂糖は不明)。

 一方、タンドゥーリ・チキンのマサラ(この場合マリネのようなベースを指す)には、普通、次のようなものが入る。
・ヨーグルト
・ショウガ
・ニンニク
・塩
・ターメリック
・レッド・チリ・ペパー
・ガラム・マサラ
・サラダ油
 今夜のは、やはりよりヘルシーにということでヨーグルトやサラダ油が入っていないらしい。

 結果ナーンはバサバサになるし、タンドゥーリ・チキンも味に深みがなくなる。味だけ考えれば、あまり積極的に食べたいものではない。カロリーオフという機能がないとあまり意味を成さない商品といえよう。

 今週は仕事の都合で、普段と違うものを食べる一週間。どうなることやら(明日はハンバーグを食べる? ハンバーグ形のカバーブは自宅で作るが、ハンバーグを自宅で食べるのはここ25年以上ないと思う)。

 妙な食事で気分がややメゲたので、You Tubeでおバカなロックを見て喜んだ。
 まずはコレ
 オリジナルはジョニー・キッド&パイレーツによるブリティッシュ・ビート界の名曲。私、この企画盤の12インチ・シングル(ピクチャー・レーベル)を持っている。みんな、どうしているのだろう。
 続いてコレ。一時期人気あったな、この人。私は結構好きだ。アホっぽい豪快さが気持ちいいが、バックのドラムスのモタリ方やサビのチューニングで息が詰まりそうにもなる。

日記を書いているときのBGM:レッド・ツェッペリンV。やっぱりこの人たちはうまい。当たり前か。