マサラ日記     previous«  »next

1月9日(火)           

 世間は3連休が明け、1年の本格稼動という感じだろう。東京でも、人のことなどおかまいなしな人々が無表情な顔つきで街中にあふれ出した。どうも、こっちはついていけない。休んだのも日曜ちょこっとだけだし。

 インドなどに行っていつも感じるのは、人々の笑顔や子どもたちの瞳の輝きの素晴らしさ。日々ハードライフを送っている人々の方が多いはずなのに、あの表情のよさはどうだ。

 私の知る限り、インドに来ている西洋人だって、日本の無表情人よりはるかに公共マナーはなっている。少なくとも、彼らは「すいません」とか「ありがとう」というフレーズをきちんと使いこなしているのだから。

 ノリの悪いのをメシで挽回しようと(?)、知らない韓国料理店で石焼ピビンパを昼飯にオーダー。


 写真のピントも甘いが、味もボケていた。キュウリではなくズッキーニにしてほしいし、だいたい具の量が少なかった(右下にご飯が見えているのが情けなかった)。

 夕方、風邪の具合が悪化しそうな予感。悪寒がしたのだ。

 外から家に戻ったのが午後8時前。
 帰宅途中、近くのスーパーで納豆を買おうとしたら、昨日今日と連続して品切れ。日曜日「あるある大辞典」でダイエットに納豆が効くといったためだ。
 オーガニック、スローフード、デトックス、ロハス、さらには最近はダイエットなんてキーワードも含め、日々こだわりの食の世界に仕事上関わっている身としては、番組の好き嫌いは別として「あるある」の内容は常に要チェックなのである。当然、この納豆特集も観ていたが、それにしてもスゴい影響力だな。

 風邪なのに、夕食にホットな「サンバル」をタイのジャスミンライスにかけてガッツリたいらげた。食欲はあるから、これならまあ体調も大丈夫だろう。少しばかり気分も上向きになった。


 自分でいうのも何だが、南インドで食べるのと寸分違わないサンバルである。今年も、いずれのカレーとも変なアレンジはせず、あくまで本場流の味わいにこだわるつもりだ。

日記を書いているときのBGM:ロキシー・ミュージックの『カントリー・ライフ』