マサラ日記     previous«  »next

1月5日(金)           

 ヤバい。
 昨日、You Tubeで「動く故マジック・サム」(中学のときからファンだった不世出のブルースマン)、「死ぬ程エグい故フレディ・キングのギター」(この音、このフレージングは完全にイッている感じ。反則である)といった映像を見て以来、アール・フッカー、ハウリン・ウルフ、ドクター・フィールグッド、ダムド、ニューヨーク・ドールズ、キャプテン・ビヨンド、キャプテン・ビーフハート、イギー・ポップ、MC5などのレアな映像ばかりチェックしている。これではパソコンがテレビ化してしまい、原稿が書けないのだ。これはいけない(といいつつ、私のアイドルであるブライアン・ジョーンズ時代のストーンズを観て興奮)。

「唐辛子のカプサイシンを薄めて肌に塗ると肌の弾力性が増す」というニュース。インド人はターメリックを塗るが、赤唐辛子粉は塗らない。ヒリヒリしないのだろうか? と素人的な疑問を抱いた。

 先日のインド行の機内食について。
 予想通り、KLとチェンナイ間はおいしく、成田KL間は行き帰りともペケだった。


 これは行きの成田クアラルンプール(KL)間のもの。「白身魚とパーナ貝のサフランソース」だそうだが、まったく感動なし。左奥の茶そばや右のグレープゼリーも興ざめだった。


 KLからチェンナイへ、12月29日のフライト。ベジタリアンをチョイスしたら、菜花のサブジ、ベジタブル・プラオ(バスマティ・ライスのフライド・オニオン入り炊き込みご飯)、ナスの炒め煮だった。左上はひよこ豆のカレー、その左にフルーツ。右には白ワインが見える。全体として満足だった。


 これは帰りのチェンナイKL間のもの、1月2日。マトンカレー、ベジタブル・プラオ、南インド風チャナ・マサラという組み合わせ。左上にはライムをしぼるインドの野菜サラダ、その右にスイーツのラス・マライ(インド式カッテージ・チーズであるパニールのミルク煮込み)、右上はやはり白ワイン。これまた美味。ちなみにこの食事はインド最高のホテルチェーン、タージ・グループの調理だった。

 最後のKL成田間の機内食はタラのフリッターとフライドポテトにクリームソースをかけたものだった。ガッカリして写真も撮らなかった。

 カレーファンにはインド発着のフライトにおける機内食は楽しみといえる。たいてい、日本のインドレストランよりぜんぜんおいしいのが出るのだから。逆にいえば、日本発着のに期待してはダメだ。

 最後にまたもYou Tube。なかなか味わいのあるクリップ?だ。

日記を書いているときのBGM:昨日に続いてGNBさん。インドに戻りたくなる音だ。