マサラ日記     previous«  »next

1月3日(水)           

 遅まきながら、謹賀新年、明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

 12月29日に南インド、チェンナイに着いてから年明け2日夕刻まで滞在。2日の午後7時半にはチェンナイ国際空港に到着。午後11時すぎのマレーシア航空便にてクアラルンプールに移動。3時間半ほどのフライトの後、延々7時間以上のトランジットタイムを経て、クアラルンプールから成田に同じくマレーシア航空で帰還。成田に夜の7時すぎに到着し帰宅が午後10時。 結局チェンナイから杉並まで丸1日かけて移動したことになる。さすがに疲れた。

 ちなみにインドと日本の時差は3時間半。インドで真夜中に眠るとすれば、それは日本時間で午前3時半となる。この微妙なタイムラグがいやらしい。おかげで帰国直後の今夜は疲れているのに眠れないのだ。

 インドでは正月を日本ほどは盛大に祝わない。というより、日本よりも正月好きな国はないのではないか。

 正月に食べたものをひとつお見せしよう。


 ワダというスナック。各種の挽き割り豆をさらにすりつぶしてそれを円盤状やドーナツ状にして揚げる。特に南インドでは、西洋暦とインドの暦どちらの正月でもワダをよく作って食べる。
 これはチャナ・ダールを使った、いわゆる「マサラ・ワダ」という料理だが、中にバナナの花が練り込まれた正月ならではのスペシャルバージョン。独特の風味が抜群だった。

 ともあれ、疲れているので本日はこれまで。明日から新規巻き直しだ。
 
日記を書いているときのBGM:南インド古典音楽の巨匠のひとり、MADURAI SOMUのライブCD。