マサラ日記     previous«  »next

12月24日(日)           

 朝、昨夜の豚ナンコツの日本式カレーを日本米で食べる。

 クリスマス・イブ、そして今年もあと1週間。などといったこととはまるで無関係なノリで、淡々と仕事をする。

 ここでいきなりのお詫び。
 いつも年賀状をいただく皆様へ。私からの賀状がえらく遅れたり、あるいは年賀状ではなく寒中見舞いとなる可能性のあること、お許しいただきたい。よろしくお願いします。

 そういうことなのだ。どうも思ったように日々の事柄が進まないのである。

 昼、中華料理屋で「北京チャンポン」なる麺メニューをオーダーしてみた。


 要するに唐辛子味のタンメンのようなものだ。豚、エビ、イカ、白菜、ニンジン、ホウレンソウ、キクラゲ、マッシュルーム、タケノコといろいろな具をサッと炒めてある。スープはそこそこ辛い。坦々麺からゴマのペーストを抜いた感じ。麺はチャンポン用の太麺かと思いきや、普通の中華麺だった。寒い日に体の温まる感じがして、うれしいメニューだった。

 これはオリジナルかと思いつつググッてみると、意外なことに検索数は多い。日本各地に北京チャンポンなるメニューを出す中華料理屋があるわけだ。自分の不勉強を深く反省。北京のチャンポンがこんな辛口なのかまったく不明だが、とにかく面白いメニューではある。今度他の店で見つけたら、また食べてみよう。

 夜、洗濯や掃除をした後、朝と同じ日本式カレーにまたもチャレンジ。さすがに3食目は飽きが来る。これがインドのカレー、たとえばダールやサンバルだと3食続いても飽きないのだが。どうもインドカレーの方が私の心身にピタリとフィットするようである。

 結局、ビールとともにカレーライスを流し込んだが、ちょっとフォアグラ用のガチョウにでもなった気分に陥った。明日からはもっと健全な食生活に戻したい。

日記を書いているときのBGM:ボリウッドの名プレイバック・シンガー、KAILASH KHERの『KAILASA』。中近東的な趣きもある、ちょっと変わったインド・ポップスだ。もちろんカッコよくて、心地よい。