１２月１８日（月)
ネットに出ていた下世話な情報で個人的にホオーッと思ったのをひとつ。
私の住む西荻窪に甲田医院という内科と小児科の医院がある。この家を実家に持つのが甲田益也子さんだという。
甲田益也子さんというのは８０年代初期の雑誌アンアン専属モデルとして一世を風靡し、その後DIP IN THE POOLというバンド(というより今風にいえば「ユニット」か。話はそれるが、私には、このユニットという語の使い方が生理的に嫌いだ)や映画女優で活躍している方。
例えば、沢尻エリカの実家が西荻窪なのは地元でもよく知られているが、これは初耳だ。
ひとこといっておくと８０年代初期のアンアンは今より数段トンガッており、アートやニューウェイブっぽい音楽のにおいが濃厚だった。私は一時期ほぼ定期購読していた。
でもよく調べたら、この話、ガセネタっぽい気もする。甲田医院の院長さんの顔形や年恰好からは甲田さんとの接点がまったく見えないのだ。
甲田益也子さんと同時期にアンアンの専属モデルとして大活躍していたのが、くればやし美子さん。私はくればやし派だったな。どうでもいいか。ちょっと前のクロワッサンだかにチラリと登場していたが、昔どおりの雰囲気だったのでホッとした覚えがある(甲田さん、くればやしさんとも私と同学年)。
これらおふたりとともに80年代初期アンアンで忘れてならないのが林マヤさん。今は平野レミっぽいような印象もあるが、当時は新しいタイプのカッコいいモデルだった。
去年だったか、雑誌の仕事で入った料理スタジオで林さんにお会いした。気さくなノリで話しかけていただいたのだが、私の方は「うわー、アンアンに出てた林マヤさんだ」と内心舞い上がってしまい、平静を装うのに少し苦労した。華のある方だったが、私より小柄なのが意外だった。
ともあれ、同じ雑誌モデルでも、エビちゃんあたりとは随分と違ったムードの方々。私にはぴったり来るのだが、今の人にはどうだろう。
そういえば、いわゆるエスニック料理を雑誌の中で積極的に取り上げだしたのも、あの頃のアンアンあたりからだったような気もする。
代わって本日のお話。
午前中は、以前家具屋に頼んでおいたパソコンラックが来たので、そいつを組み立ててみる。その後はモゾモゾと雑用で大久保〜新宿へ。大久保駅前にある「土地」という変わった名前の韓国料理屋が以前から気になっている。今日もその前を通ったが、結局店には入らず。安くておいしいらしいので、そのうち行きたい。
夕刻吉祥寺にやはり雑用で出かける。お約束という感じで、山下達郎、ワム！などお決まりのクリスマスソングが街中に流れる。今年もクリスマスはいっさい私には関係ないな。
ラオックスでパソコンのプリンター・インクなどを買うついでに、家電フロアでシャープのヘルシオその他オーブン系機器のカタログを多数集める。この手のオーブン系家電の進歩ぶりもすさまじい。タンドゥール料理のおいしさを手軽に再現できればいいのだが、どうだろう。
夜、ニンニクやタカノツメも入れてちょっとだけエスニックというか中華っぽくしたゴーヤーチャンプルーを、タイのジャスミンライスにのせて食べてみる。ウーム、さらにナムプラーと香菜あたりまで入れないとインディカ米の風味やパラパラ感にはマッチしない感じ。ちょっと違うな。
日記を書いているときのＢＧＭ：ガンズ・アンド・ローゼズのカバー集、『スパゲティ・インシデント？』。全曲オリジナルを知っているが、うまい選曲とアレンジだ。それにしてもアクセル君は今何しているのだろう？