11月22日(水)
昼、石垣島の料理を出すという店でランチ。 ゴーヤーチャンプルーの定食(スープと漬け物が付いて800円)を頼んだが、これが大ハズレ。
ゴーヤーはグニャニグニャ、味つけにメリハリがなく、これなら私が自分で作った方がうまいだろうと思われる代物。コーレーグースーをふりかけてごまかして食べるのが精一杯だった。漬け物もキュウリのキュウちゃんみたいに人工着色で、箸が伸びない。
店内は喫煙オーケー、先客の学生風の連中がプカプカやっていた。自分の来る場所ではない感じがした。
しかもオーダーを取ってから料理が運ばれてくるまで12分。これはもう完全に異常値である。
一説に、日本人のお客がレストランや食堂でランチ時にオーダーしたものが運ばれてくるまで辛抱できる最長時間は7分だという。
元シェフの経験としてはより短く5分ぐらいが限界かという気もするが、ともかく、日本人は待たされることに慣れていないのである。
これがインドだと話が違う。ドーサやイドゥリ、あるいはミールスならば短時間で料理が出てくるが、へたに高級レストランに入ったりするとたいへん。2〜30分待たされるのはざらである。
そういうときも決して怒ってはダメ。ゆったり構えないと、自分が損するだけだ。
まずい、遅い、高いというランチに遭遇し、けだるくブルーな昼下がりとなったのはいうまでもない。
夜、家に帰って納豆と大根おろしのぶっかけそばを作って食べる。
昼の口直しでもあるし、冷蔵庫掃除も兼用した。ちなみに納豆は、夜食べた方が血液をサラサラにするナットウキナーゼの効力が高いという。
★日記を書いているときのBGM:レイラ・ピニェイロのボサノバCD『ヴォセー』。