11月6日(月)
昼、クイーンズ伊勢丹で「インド風ラップサンド」なるものが売られていたので、物は試しと買ってみた。
こんな感じの外観。太巻きくらいの太さ。カレー色をしたトルティーヤのロールサンドである。
なかなかカラフルな断面。
キャベツ、紫キャベツ、チキン、ニンジン、キュウリ、ピーマン、パプリカなどの千切りがカレー風味のマヨネーズで和えてある。とはいえインド風とはいいすぎだろう。
本場カルカッタやデリーのロールに似ているかもと、ほのかな期待をしたが、やっぱりぜんぜん違う代物だった。
これはデリーで有名なNIZAM'Sのロール。チキンのカバーブと卵をパラタでくるんだもの。はっきりいってビールが欲しくなる味わいだった。
サラーム海上さんの新刊『プラネット・インディア』を読了。マドラス、カルカッタ、デリー、ボンベイ、ラージャスターンと各地で取材した、古典からボリウッド、エイジアン・マッシブまで多岐に渡る音楽話はどれも興味深い。個人的には、最後のザキール・フセインへのインタビューがとりわけよかった。インド音楽ファンには絶対のおすすめである。
夜、東京外語大ヒンディー語専攻の学生さんたちに北インド、ヒンディー語圏内のチキンカレーとチャイのレシピを実地調理レクチャー。外語祭の料理店企画で披露するためのもの。
外語祭は、まだ料理とまるで無関係だった学生時代、外語大が西ヶ原にあった頃から縁がある。今のように料理という形で関わるとは夢にも思わなかった。
夜、豚のバジル炒めライスとコーンスープ。東京も寒くなってきたせいか、スープや汁物がおいしい季節を実感。
★日記を書いているときのBGM:サラーム氏監修のコンピ『クラブ・ボリウッド』。普通私はボリウッドのサントラはすぐに飽きるが、これはナイス。