11月4日(土)
昼間、連休の谷間には関係なく仕事をこなす。
昼食に、外でレタスやチンゲンサイ、カイワレを具にしたうどんを食べる。あまり感動しない味。
夜、アメ横の大津屋さんにオーダーしておいたマトンの挽き肉が冷凍で到着。明日、料理教室でキーマカレーに使用する。
キーマカレーといえば、普通、インド亜大陸ではチキンではなくマトンの挽き肉を指す。しかもその「マトン」が実はヤギのことがやたら多いので、話は少々ややこしい。
私がキーマカレーなるものを初めて食べたのは、九段下か麹町のアジャンタのお客としてだったと思う。20年以上前のことだ。肉はもちろんチキン。
実際に食べたことがある方はよくお分かりのはずだが、アジャンタのチキンキーマは肉そぼろのようにドライで個性的な仕上がり。
これに慣れてしまった私は、厨房のインド人シェフに「インドのキーマはこういうのとは違うんだよね」といわれても最初はピンとこなかった。
それがインドに行って現地のキーマを食べて「えー、ぜんぜん違うじゃん」とまたびっくり。本場のキーマは適度に汁気があるのだった。
キーマカレーはそれだけでなく、グリンピースやナス、ジャガイモなどいろいろな野菜をミックスできるところがいい。私が好きなのは、キーマとダールをミックスした「キーマ・ダールカレー」。
以前、家で作ったチキンのキーマ・ダールをタイのジャスミン・ライスにかけたところ。
夜、黒豚と水菜、春菊だけのシンプルな常夜鍋風と締めにうどん。昼に店で食べたうどんより、こちらの方が断然うまい。
★日記を書いているときのBGM:ザ・フーの『フーズ・ネクスト』