11月3日(金)
文化の日で祭日だが仕事。
昼食に、ぜんぜんさぬきっぽくないさぬきうどんとベチャベチャと脂っぽくて甘ったるいミニ天丼のセットを食べ、大いに後悔する。
食事を食べ終わった直後に「あーあ、こんなの食べなきゃよかった」と考えることは、誰しもあるだろう。
本やレコードならば、読まなければ、聴かなければいいのだが、食べ物の場合、それが体に入り無理矢理栄養になっていく、つまりは自分の意思に反して体の一部として同化していくところが、何とも歯がゆいし、しゃくにさわる。
どうにかしてくれと思うのだが、どうにもならないあの感じ、ホントにイヤだ。
先日ハウスの「白いカレー」を食べたが、今日の夜は同じハウスの「スープカリーの匠」。個人的には、断然こちらの方が好きだし、商品としての完成度も段違いだと思う。
白いカレーだったら、例えば北インドのムグライ料理の白いチキンカレー、あるいは南インドの白いラムチョップのマサラなどの方が、私には魅力的だ。
先日、さるカレーセミナーに出席したとき、ハウスと並ぶカレー系食品会社の技術管理職の方から、パネラーに対して「スープカレーは定着しますか?」という問いがあった。私ではないパネラーは「定着しない」と即答したが、私の答えは別。
スープカレーは札幌は無論、東京でも定着している。ただし今後はいい店、いい商品のみが残り、そうでないものは消えるだろうと思っている。東京におけるさぬきうどんやモツ鍋の展開と同じだろう。
スープカレーならば、やっぱり私にはラッサムが最高峰だ。
★日記を書いているときのBGM:ピンク・フロイドのオムニバス『エコーズ』