マサラ日記     previous«  »next

10月31日(火)           

 日曜日は昼間仕事。
 夜、焼き鳥にビールなど外で楽しんでから帰宅。夜食に、巷で噂のハウス製白いカレーを初めて食べる。
 こういうのを食べると、日本のお家芸であるルー型カレーが基本的に「カレー味のシチュー」であることを実感する(ちなみに、例えばナイルレストランのナイルさんも自著で「日本のカレーはカレー味のシチュー」みたいなことを述べている)。

 月曜日。夜、南インドのチキンカレーを作る。


 タマネギ、トマト、カレーリーフ、ココナッツミルクなどで味付けした標準的なレシピ。当然、ガラム・マサラは不使用。黒い粒はマスタード・シードである。先月、私の料理教室で披露したチキンカレーもこうしたタイプだ。

 料理教室といえば、最近には珍しく次回11月5日はまだまだ席に余裕ありだ。
 メニューも、メインとして南インド式のキーマカレーをマトンの挽き肉で作る。普通は入れないが、当日はカシューナッツのペーストも加えてコクのある味わいに仕上げてみる。興味のある方はぜひ西荻窪までおいでいただきたい。

 火曜日。昼間、韓国の人が経営する韓国料理屋で冷麺をランチに食べる。上にのる具材がキムチとキュウリだけで800円というのはちょっと高いな、エセベジタリアンぽくて、まんざらでない部分もあるが。

 夜、メザシの網焼き、大根の菜飯、タイ風チキンと野菜のスープ(ナムプラーと自家製コブミカンの葉で調味)、和風のピクルス(通常的なピクルスだが、味付けに昆布も入っている)を食べる。いずれも美味。家で食べるメシが一番旨いと感じられるのは幸せなことだ。

★日記を書いているときのBGM:パスカルズの『どですかでん』。