マサラ日記     previous«  »next

10月28日(土)           

 昼間は仕事。

 ランチにダール・マッカーニーというカレーをナーンといっしょにオーダーする。


 日本ではモヤシにもなるウラド・ダールの皮付き豆(黒マッペ豆)をトマト、バター、生クリームなどで煮込む。バターチキン(ムルグ・マッカーニー)とともにパンジャーブ地方を代表するカレーだ。ただし、バターチキンとは異なり、日本での人気はあまりない。

 この店のは香りが今ひとつで、どうも何かが欠けている感じ。まずくはないが、感動するおいしさでもない。これならば、私がたまに料理教室で披露するレシピで作った方がおいしいようにも思われる。

 このカレーは白いご飯には合わない。ナーンやチャパティ、パラタといった小麦粉パン類、あるいはプラオなどの味付きご飯で食べるのがいい。つまりはコッテリとしたダールである。

 ひとつだけためになったのは、生のミントの葉が入っていたことか。私は今までダール・マッカーニーにミント・リーフを入れたことが無いが、けっこういいアイディアだ。

 夜、今度初めて料理教室に使う会場の下見をする。広くは無いがなかなかいいムード。炊飯器はガスだし(一般にご飯を炊くときは電気釜よりガス釜の方がうまい感じがする)、ミキサーも2台。
 各テーブルにオーブンがついているのもいい。11月はもう無理だが、これならオーブンを使ったタンドゥール風メニューもできるだろう。

 夕飯にカキご飯を食べる。ビリヤニもいいが、こういう日本の炊き込みご飯も好きだ。

★日記を書いているときのBGM:『AND THIS IS MAXWELL STREET』というシカゴ・ブルースのオムニバス。私が大好きなロバート・ナイトホークのプレイが死ぬ程スゴい。