マサラ日記     previous«  »next

10月21日(土)           

 昨夜、砂肝の炒め物を作ってみた。


『カレーな薬膳』にはレバーのマサラ(香味炒め)のレシピがあるが、それとはやや異なる。
 マスタード・シード、クミン・シード、メティ・シード(フェヌグリーク・シード)で砂肝を炒めてからタマネギ、トマトなどを加え、さらにチリやコリアンダーといったスパイスで味付けしつつ炒めたものだ。短時間にできてなかなか美味、お助け度の高いメニューといえる。

 本日、昼間は仕事。
 夕方から明日の料理教室の買い出しをしようと思ったが、仕事が長引き、なかなか出られない。結局、夜遅くになって食材確保にあちこち徘徊するはめに。
「苦労した分、きっと明日はうまく行くだろう」
 と、とりあえず無理やりポジティブに考えてみる。

 ランチで入ったインド料理店。ディワリーだが、浮き浮きした感じがないのがちょっと残念。
「アル・マタール(ジャガイモとグリンピースのカレー)」という、インド人なら誰もが知っているポピュラーメニューがあったのでオーダーしたら、案の定、たいしておいしくないものが出てきた。街の食堂で肉じゃがを頼んで後悔するのと同じ気分か(実際、私が肉じゃがを外食することは皆無に近いが)。

 深夜近く、タイの豚とバジルの炒め物をご飯にのせてガツガツ食べた後、明日の料理教室のメニュー整理や持ち物の準備をする。引越し後初の教室ということで、忘れ物がないようにしよう。

★日記を書いているときのBGM:トム・ウェイツの『レイン・ドッグ』。問答無用の名盤だ。