マサラ日記     previous«  »next

9月20日(水)           

 多くの人でごった返す渋谷でランチ。インド料理のラージマハール。


 この店ならではのバカデカいナーン。大きいがフワフワとして軽いし、上に塗ったギーも控え目なので、けっこうペロリと食べられる。ドウの大きさは200グラムと見た(最近の日本の主流は160〜180グラム)。
 ナーンの横にはチャット・マサラ仕立ての野菜サラダと手羽先のタンドゥール焼き。お好みのカレー、ドリンク、デザートが付いて1000円は渋谷価格か。


 カレーは大根入りチャナ・ダール。日本のレストランでは珍しい家庭料理だ。クミン・シードとニンニクが利いたセオリー通りの美味。

 赤坂のザ・タージ、ラージ・マハール、モティ、アショカ、そしてアジャンタ。このあたりは東京の高級インド料理店として確固たる地位を誇るだけあって、味、サービス、雰囲気ともさすがである。
 インドカレー初心者はこれらの店からアプローチするのがいいだろう。

 これら老舗のオーソドクス派に対抗して(?)、最近台頭してきたニューカマーの代表がダバ・インディアとナタラジか。もちろんこれら2店も一度は訪れる価値ありだ。

 夜、トウバンジャン、テンメンジャン、紹興酒、内堀の酢、ナンプラー少々の合わせ調味料で鶏肉、タケノコ、ナス、ピーマンを中華炒めにして、ご飯にのせて食べる。これまた美味。簡単なのもいい。

★日記を書いているときのBGM:ローリング・ストーンズ『山羊の頭のスープ』(1973年)。やっばり「アンジー」はいい曲だ。