9月19日(火)
昼、新宿御苑の有名な北京料理店「隋園別館」にてランチ。
これはいわゆるシャオピン焼餅の類。インドのパラタやパロタのように幾層にもなった皮がサクサクとうまい。中に入っているのは、牛肉らしきものをゆでて味付けしたスライス。ソースやタレ、野菜などは付いていない。
2本の串は羊肉。上におそらくクミンのすりつぶしたものと赤いがまるで辛くない赤唐辛子粉がこれでもかとトッピングされている(クミンの他にフェネル・シードあるいはアニス・シードも入っている可能性あり)。串にも肉にも焼き目がいっさいない。先に調理したものを串に刺した可能性あり。熱くもなく、さめて出てきた。ともかくイスラームくさい1品だ。
ご飯は砂肝入りチャーハン。砂肝は生ではなく、前菜用にゆでたもの。これもアツアツではなかった。
小鉢に入ったワンタン麺。3ヶあるワンタンの中味は肉。麺が見えない位たっぷりのボリュームだ。茶色くて見えるのは揚げた長ネギ。スープは脂の多い鶏だし。これはアツアツだった。
これらに杏仁豆腐が付いて780円だから、まあ安いだろう。串とチャーハン、シャオピンが熱くない点、さらには炭水化物とたんぱく質、脂肪ばかりで野菜がないのが気になる。全体の構成や味わいはいかにも大陸的で好感が持てるだけに、ちょっと残念。
夜、引越しに向けての整理。
1981年に録音したバンドのデモテープが出てきたのでびっくり。
さっそく聴いたら、リズムの甘いドクター・フィールグッドをバックに浜田省吾と横山剣を足して2で割ったボーカルががなる珍妙なパブロック風味。
ちなみに録音エンジニアと全体のコーディネートは吾妻光良氏、パックボーカルに小出斉氏ということで、マニアには垂涎のセッションでもあった。
★日記を書いているときのBGM:FUTONのCD。タイはクーデターっぽいが大丈夫か?