マサラ日記     previous«  »next

9月14日(木)           

 朝からインディカ米でカレーチャーハンを作って食べる。
 具は全卵、長ネギ、冷凍ミックスベジ、モロヘイヤスープに入れておいたトリモモ。
 カレー粉で味付けする料理を仕事以外で作って食べるのはひさびさ。まあまあイケるな。しかしながら、やはり個々のスパイスを使った調理に比べると香りは弱い。

 カレー粉やカレールーの最大の弱点は香りがないこと、それにダシやスープストック的な旨味が料理全体によく利いていないとおいしくないことか。
 先日の立川メンズ・クッキングでも、はじめてスパイスだけで作ったカレーを召し上がった参加者の方が「香りがいいですね」と感激していたのが印象的。
 スパイスで作る料理の魅力のひとつは香りであると再認識する一瞬だった。

 夜、アトリエ・ド・フロマージュの白カビ・チーズを食べたら、メチャクチャおいしくてびっくり。いくらでも食べられそうで恐ろしい。

 チーズにビール、それにポトフを食べながら、彦麻呂が都内の人気カレー・ベスト30を食いまくる番組(「いきなり、黄金伝説。」)を観る。出てくるカレーのほとんどがヘビーな感じで、むくんだ顔で頑張る彦麻呂がどこか痛々しい。それにしても、マハラジャでドーサを出しているとは知らなかった。しかしキーマ・ドーサだったので、個人的にはガッカリ。はっきりいって、私、ノンベジのドーサは邪道っぽくてあまり好きではないのだ。

★日記を書いているときのBGM:ザ・フーの『フーズ・ネクスト』(未発表曲入り2枚組)。わざわざ2枚組にする必要があるのか、やや疑問。