マサラ日記     previous«  »next

9月5日(火)           

 仕事で行った品川でランチ。たいていはエキナカのインド料理店で食べるのだが、本日はdancyu7月号にも登場したデヴィコーナーへ。

 ぐるなびにはランチバイキングのことが記してあるが、現在は2種類のランチセットのみ。
 私は850円のAセット(カレー1種類にナーンかライス、ドリンク付き)をチョイス。

 カレーは日替わりのアル・チャナ。ジャガイモとひよこ豆のカレーだ。スパイス使いが日本のインド料理店には珍しく、カロンジ(オニオン・シード)、フェネル・シード、アジョワン・シードなどが粒のまま入っている。デリーやカルカッタの屋台や庶民派食堂で食べられるカレーに近い風味でなかなかイケる。

 こちらはナーン。形は細長く、食感的にはあまりフワフワしない。いわば噛みしめると味が出てくるタイプで、これもカレー同様「ああ、インドにあるな、このタイプ」という感じのものだ。皿にのった付け合わせにサラダとアチャールの他、スイカの切れ端があるのだが、これまたローカルムードを演出している。

 この店のホールスタッフと少し話をしたら、実は私の友人の友人だった(この店のスタッフは全員インド系)。

 夜、打って変わって野菜たっぷりの冷やし中華、それにアトリエ・ド・フロマージュ目白店のモツァレラ・チーズにトマトを合わせ、塩・胡椒・オリーブオイルで調味した、バジル抜きのカプレーゼもどきを食べる。

 おいしいものだけを口にして、イヤなことはやらない。そんな風に人生を送りたいものだと思わせる1日(ナンのこっちゃい)。

★日記を書いているときのBGM: 来日もしたばかりのコノノNO1『コンゴトロニクス』。電気親指ピアノのグルーヴ感にブットバされる。