8月11日(金)
ゆでたまごにおいしい塩をかけてパクリとやって、冷たいビールをグビッ。こういう組み合わせが最近けっこう気に入っている。今夜もそうやって、ぐにゃりとダラケた。
たまごは手軽にいろいろな調理ができて重宝な食材だ。冷蔵庫に常備したい。
目玉焼きやオムレツは特に北インドの朝飯でよく食べる。
ムスリム料理の師匠宅では、目玉焼きに大量のブラック・ペパーがかけてあって、「ああ、やっぱりインドだな」と感心したりした。
前にも書いたが、インドのオムレツは薄く焼き、青唐辛子やブラック・ペパーをきかせてスパイシーに仕上げることが多い。
たまごカレーが日本のインドレストランでイマイチ人気がないことは、やはり前にこの日記にも書いた。インドの安食堂では人気メニューなのだが。
南インドに「たまごのポリヤル」というのがある。北インドやパキスタン流にいえば「たまごのサブジ」。矛盾したようなメニューだが、なかなかその佇まいがおもしろい。
つくるとこんな感じになる。かんたんにいえばスパイシーな炒りたまご。凝ったものを作る時間がないときに重宝な一品である。
ケララのゆでたまごの炒めカレー、エッグローストも捨てがたい魅力がある。東京だと神谷町の南インドレストランで食べられる(dancyu7月号に写真あり)。
★日記を書いているときのBGM:クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング『デジャヴ』(1970年)。レッド・ツェッペリンなどにも影響を与えただろう偉大なアメリカンロックの名盤だ。