7月25日(火)
朝からハウスの「スープカリーの匠」芳醇辛口ペーストタイプでつくったカレーを日本米のドカメシで食す。健康な証拠か?
このスープカリーの素は、そこらの店の凡庸なスープカレーより確実においしい。たいした技術力である。
最近食べた非インド系カレー製品の中では、栃木の味噌屋さんが沖縄の産物メインで作った「いしがきかりー」が出色のおいしさ。細かく刻んだ野菜と赤ワインを味のベースに据えたのが正解と見た。これはヒットしてほしいと思わせる良心的な作品だ。
この前「シーフードショー」で食べたインド・チェンナイ製のレトルトカレーもバンガロールのMTR社並みにおいしかった。頑張っているカレー製品に多く当たっている感じである。
日曜日のイベントでカリー番長みずのじんすけさんの作った「土用の丑の日カリー」も味はもちろん、発想自体がおもしろかった。何しろ、鰻の蒲焼を生クリームベースの白いカレーと合わせたのだから。
生クリームベースのカレーといえば、インド亜大陸ならばチキンやマトンか。
日本だと、野菜カレーを生クリームとヨーグルトをミックスしたグレービーで出すところがけっこうあるが、おいしい店は少ない。日本式手抜きインドカレーの典型のようなイメージがある。もっとていねいにつくって欲しいものだ。
ココナッツ・ミルクとカシューナッツ、そこに生クリームを加えたマサラの南インド式ラムチョップが食べたくなってきた。
写真はケララの変形ドーサである「アッパム」。これでクリーミーなラムチョップを食べればバカウマだろうな(マドラスにある南インド料理レストランの最高峰、タージ・コロマンデルのサザーン・スパイスにて)
★日記を書いているときのBGM:バッファロー・スプリングフィールドの「バッファロー・スプリングフィールド・アゲイン」(これまたマジカル・ミステリー・ツアーと同じく1967年)