7月24日(月)
ファイルーズの輸入CDを聴きつつ、イスラエルのレパノン侵攻を考える。
ダメだろ、そんなことをしちゃあ。
台所にニンニクのすりおろしを放置しておいたら、食欲をそそるニオイが充満。ガーリックパワーのスゴさに改めて感嘆する。
で、そんなニンニクを使ったのはこのメニュー。
鶏レバーのスパイス炒め。
油にクミン・シードを入れ、香りが出たら、ニンニクとショウガのすりおろし、カットして水切りしたチキンのレバーやハツを入れ炒め、ターメリック、カイエン・ペパー、ガラム・マサラで味つけする。タマネギ、トマトは入れなくとも十二分に本格的なメニューだ。
レバーは火を通しすぎない方がおいしい。ちょっと押してみてグニュグニュしていなければ大丈夫。慣れた方はレアで火を止め、余熱で仕上げればよりおいしい。
最近、イスラム系中国料理として、ラムやマトンのクミン炒めというのが、日本の西安や四川系中国料理店で出されることがある。それらとこのレバー炒めには似かよった味わいがある。クミン・シードの威力を見せつけられる一品でもあるわけだ。
クミン・シードをこがし気味のフェヌグリーク・シード(メティ・シード)に代え、トマトやタマネギのざく切りも入れて炒めれば、ネパール式のレバー炒めになる。これもまた独特の風味があっておすすめだ。
★日記を書いているときのBGM:ザ・ビートルズ『マジカル・ミステリー・ツアー』(1967年、サマー・オブ・ラブ!)。「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」「アイム・ザ・ウォルラス」の2曲が好きだ。どちらもジョンの作品。