マサラ日記     previous«  »next

7月23日(日)
           

 午後、イベント「サラーム海上のエキゾ夢紀行〜愛と憎しみのカレー編」の出演と準備のため、渋谷へ。
 
 準備というのは開場併設のレストランTABELAにて当日の出演者、サラーム海上みずのじんすけ両氏、そして私の3人がそれぞれ監修製作したカレーをひとつのプレートに盛るに当り、カレーをつくらねばならない、そのための準備というか、要するにカレーの仕込みである。

 私がつくったのは「南インド風ひよこ豆のカレー」と、野菜をたくさん入れた「南インド風豆サラダ」のふたつ。前者はケララでKADALA CURRYと呼ばれる料理の応用、後者はタミルなどでSUNDALと呼ばれる料理のアレンジ。各20人分ぐらいを一時間強で仕上げる。


 写真はひよこ豆カレーの出来上がり図。ココナッツ・ミルクがきいていて、北インドでおなじみのチャナ・マサラとはまったく異なる出来映え。

 3人での対談は午後7時スタート。
 ビデオや写真も交えつつ、話題もインド料理から日本のカレーまで多岐に渡った。予想通り、サラームさん、みずのさんの話がおもしろく、私は聞き手としても十二分に楽しませていただいた。
 結局、予定の9時を30分ほどオーバーして終了。料理教室の生徒さんはじめ友人知人も少なからず来ていたが、どんな感想だっただろうか。

 イベント後、出演者にて、本日のカレープレートを前に会食。
 左から「ニョニャ風チキンカレー(サラームさん作)」「土用の丑の日のカレー(みずのさん作)」「南インド風豆サラダ」「南インド風ひよこ豆のカレー」そしてサフランライスのセット。3人3様の個性が生かされたオリジナリティあふれる楽しい一皿となった。

 こういうコラボもおもしろい。「また3人で何かやりましょう」という結論になったのも当然か。

★日記を書いているときのBGM:「黒くぬれ」も入ったローリング・ストーンズ『big hits (high tide and green grass)』。「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」のテレビCMを見たが、あまり見たい映画ではなさそう。でも見るだろう。