マサラ日記     previous«  »next

7月21日(金)
           

 カミサンと友人のインド舞踊家横田ゆうわさんのダンスユニット「Beat and Cuty Tour Group」の東京公演に裏方参加。
 お客様の入りも盛況、成功裡に終わってホッとする。

 打ち上げの場所を押さえるのも私の仕事(昔、バンド時代もよくこの役をやっていた)。
 公演は武蔵境だったが、ここの土地勘はあまりない。
 で、公演前、いつも使う居酒屋(有名なチェーン店のひとつ)に予約に行ったら、店長らしき若い男が出てきて「その時間いっぱいです」。
 そのいい方がぞんざいで、えらく癪にさわった。
「もう二度とこないからな。バカ」
 と内心つぶやき、別の店に(こちらも有名な居酒屋チェーン)。
 今度の対応は抜群。ここにしようと即断。
 公演後、打ち上げもつつがなく盛大に終了した(打ち上げ終了午前4時前)。

 何も客商売だけに限った話ではないが、他者に対しては常にきちんとした応対を心がけるべきだろう。
 今回の場合、愚かなスタッフの言動や態度ひとつで居酒屋チェーン全体の評価が決まったわけで、もったいない話でもある。

 従業員教育のできていない飲食店はいくら味がよくてもダメなのだ(衛生面もそう)。
 特にインド料理店では、スタッフの態度が悪かったり、気がきかない、あるいはテーブルがベタベタ、厨房が汚いとか、こうした点で評価できない店は少なくない。

 すぐれたお客、料理家、料理評論家、マスコミは私の知る限り、こうした点での目利きが鋭い。
 私もまた精進しよう。

★日記を書いているときのBGM:レッド・ホット・チリ・ペパーズ『STADIUM ARCADIUM』(2006年)