マサラ日記     previous«  »next

7月11日(火)
           

 夜、赤坂の高級上海料理店「樓外樓飯店」にて会食。

 定番のフカヒレ。見た目ほど味は濃くなく、アッサリしている。じっくり煮込んだ食感も抜群。

 こちらはナマコの煮込み。独特の風味は個性的だが、私は好きだ。

 カニと豆腐の炒め煮込み。カニの味が濃厚。豆腐も水切りをしっかりしてある。


 ヘチマ、油条っぽい厚揚げ、慈姑、枝豆などの塩あん、あっさりとして、しかもしっかりとした味わい。

 ほかにハタの蒸しもの、卵チャーハン、汁そば、コーンスープ、デザートにゴマ団子など。
 いずれも上品で洗練された味わい。シンプルだが、手の込んだ調理が印象的。素材的にはやはりシーフードの使い方がウマイ感じだ。

 紹興酒もいただいたが、これまた洗練された味わい。地元西荻の刀削麺屋あたりのワイルドな1杯とはずいぶん違う。インド料理同様、中国料理にもいろいろあるのを実感させられた。

★日記を書いているときのBGM:細野晴臣氏の『トロピカルダンディー