6月20日(火)
朝、食欲がなく、みのもんた氏が宣伝しているSOIJOYというやつをかじって朝飯とする。
こういうことはめったにない。いつも朝食はきちんと食べるのだが。
昼になっても食欲不振で、冷やしの讃岐うどん(いわゆるぶっかけではない)を何とか食べる。
夜、家にあるこぶみかんの苗から葉をちぎって入れた豚とトマトの炒めものとタイのジャスミンライスで、ようやく食欲がよみがえる。さすが、蒸し暑いときは蒸し暑い国の料理がよく合うようだ。
こぶみかん=バイ・マクルーは、いわば南インドの生カレー・リーフと同じようなものか。これがあるとなしで、料理のできが大違い。しかも、生と乾燥品でやはり香りのパワーがぜんぜん異なる。
先日の料理教室でも、生徒さん自らが生のカレー・リーフを持参した班があったが、そのテーブルの料理はやはり香りが高かった(ほかのテーブルはドライのカレー・リーフのみ使用)。
たまに、カレー・リーフとバイ・マクルーを混同している方がいるが、両者はまるで別物である。
先日のdancyuマドラス取材でも、ほとんどすべての料理に生のカレー・リーフが入っていた。
日本のレストランで相当食べている方でも、本場南インドに行って驚くことのひとつが生カレー・リーフの香りのスゴさだろう。それくらいのインパクトがあるわけだ。
★日記を書いているときのBGM:昨日のトッド・ラングレンつながりで、彼がプロデュースしたスティーブ・ヒレッジの『L』。変態的な「オーム・ナマ・シヴァ」はじめ、全面インド臭バツグンのトリップ感覚いっぱいの一枚だ。