マサラ日記     previous«  »next

5月29日(月)
           

 遅まきながらジャワ島の地震を考えると胸が痛い。またもアジアで大惨事だ。

 地震というと、大昔、T-REXが来日したときにたまたま地震があって、マーク・ボランが顔面蒼白になったというエピソードをよく思い出す。地震が少ないとされる英国からきて地震に遭遇すると、そんなリアクションになるのだろうか。

 来日中というマイケル・ジャクソンの顔をひさびさテレビで観たが、容貌の変化がさらに進行したのでは? 不謹慎だが、地震で大地がふたつに割れるさまを思い出した。

 ベンのテーマなど歌っている頃のマイケル・ジャクソンはいいシンガーだった(1972、3年か)。どうしてああなったのかは定かでないが、何か強烈なコンプレックスがあったのだろう(ダイアナ・ロスにふられたからという説もあるらしい)。

 この前チェンナイに行って、テレビのインド映画、それも最近のボリウッド作品を観ていたら、いまだマイケル・ジャクソンに似せた踊りの振り付けがあった。恐るべき影響力といえよう。

 マイケル・ジャクソンなんかどうでもいい。地震の被災者に何ができるか、考えてみよう。

(日記を書いているときのBGM:クーラ・シェイカーのベストCD。今聴くと、ディープ・パープルで有名な「ハッシュ」もけっこうカッコいい)