マサラ日記     previous«  »next

5月28日(日)
           

 阿佐ヶ谷で世界のユニークなベジタリアン・メニューを召し上がっていただく料理イベント、「アロハ・ナマステ・ナイト」の第2回目を開催。

 ハワイやアジアをベースにしたちょっとマクロでグローバルなベジタリアン料理を得意とする吉原亜希さんと白沢秀樹さんのtropica、私、さらにはお手伝いの方々も含め、総計14〜5品の料理を用意した。

 今回は吉原さんのトロピカルパワー大全開。
 野菜やスプラウト、豆腐、海藻などをふんだんに使った生春巻き(参加者全員がそれぞれ好きな具を好きなように巻いて食べるという趣向。タレもまた美味だった)、グルテンミートを使ったサテ(魚醤やカピ(タイのエビ・ペースト)など使わないのに、いかにもインドネシア〜タイっぽい風味がいい)、コーン入りのちまき、ハワイ料理をアレンジしたTOFU LAULAU(ティーリーフというハワイ原産の葉で豆腐の岩塩蒸しをつくる)、タイ風カボチャのココナッツプリンなど、手が込んだ美味な料理の数々をバツグンのプレゼンテーションで仕上げていただいた。

 私はインド屋台的メニューがメイン。
 オニオン・パコラ(タマネギのかき揚げだが、カシューナッツ、シシトウ、フェネル・シード、ショウガ、香菜なとも入る。今回は南インド風にカリサクッと仕上げた)、バジ(野菜のフリッター。ジャガイモ、ナス、インドの青唐辛子に風味の似たワイルドな風味のシシトウをチョイスして使用)、ココナッツ、香菜プラス青唐辛子、トマトという3種類のチャトニ、レモンライス、サンバル、ナスとホウレンソウの南インド風ココナッツ炒め煮、スンダル(南インドの豆サラダ)などを用意。パコラとバジはその場で揚げながら、参加者の皆さんに召し上がっていただくスタイルとした。

 イベント終了後のミーティングでは「せっかくだから、次回以降、もっとお店ぽいところ、あるいは野外など、環境を変えてグレードアップしたバージョンでやろうか」という話になった。音楽等とのコラボもいいだろう。
 自分の知らない食世界に触れることができ、私自身にも有意義な一夜だった。


(日記を書いているときのBGM:リンダ・ルイスの世紀の名盤『ラーク』)