５月２０日（土）
昼間は仕事。合間のランチに食べたタイの汁ビーフン、クィティオがおいしかった。
夜、缶入りの「シンガポールスリング」を飲む。アサヒビールの「カクテルパートナー」の新製品。予想通り、ま、いいんじゃないという味。
シンガポール航空に乗ると、機内でシンガポールスリングを飲めるのだが、一度として飲んだことがない。周囲を見回してもたいていがビールかワインで、シンガポール名物のこのカクテルを頼む人を見かけない。不思議といえば不思議だ。
昔はエコノミーの機内サービスでシャンパンを飲めたが、今回チェックしたら、シャンパンはビバレッジのリストになかった。以前は１発目、まずはシャンパンでカンパイして、ビールやらワインに移行。ずいぶん得した気分になっていたのに残念だ。
1980年代の中盤、生まれてはじめての海外旅行でエア･インディアに乗ってカルカッタに行くとき、機内でのアルコール･サービスは１杯１ドルだった。旅全体の予算もなかったので、思い切ってビールを頼み(当たり前のようにインドのビールではなかったが、なぜかそれがたいへん残念だった)、大事に飲んだ覚えがある。
ちなみにカクテルで好きなのは、ドライマティーニだ。
ラムにオレンジジュースを入れ、レゲエを聴きながら飲むのもいい(1980年代初頭の渋谷「ブラックホーク」で、よくそうやってダラダラ時間をすごしていたのを思い出す)。
（日記を書いているときのＢＧＭ：ローリング・ストーンズの『メインストリートのならず者』1972年。昔は散漫な駄作といわれ、今は世紀の名盤と評される不思議な１枚。全編に漂うスワンプなムードが、私は好きだ)