マサラ日記     previous«  »next

5月18日(木)
           

 夕方、新宿のジュンク堂に行き、『表参道のヤッコさん』を購入。
 
 ジュンク堂さんは、その昔、私の最初の本『誰も知らないインド料理』が出たとき、いち早く、池袋店等で平積みにしていただき、マイナー出版社の無名の書き手としてはえらく感激した覚えがある(もちろん、そのほかの書店さんにも頑張っていただいたのは承知している。今さらながら、皆様に多謝)。
 その後も同じ店内のいろいろな棚に私の本を置いていただいたりしているし、拙著に限らず、随所に目配り気配りが行き届いて、居心地もいい。青山ブックセンター、リブロなどと並び、好きな書店のひとつである。
 
 帰りの中央線からページを開くが、とにかくおもしろくて止まらない。家に帰って仕事がなければ、そのまま読み耽るところだった。

 デヴィッド・ボウイやT-REX等の写真も満載で、「グラム命」で10代をスタートさせたものとしては感慨無量。原宿〜青山界隈が真にクリエイティブだった時代の物凄さも十分に伝わってくる。原宿セントラルアパートは恐るべき場所だった。

 そのほか、買いそびれていたマガジンハウスの雑誌『RELAX』の今年4月号も購入。これはアジア特集がいい(キモと書こうとしてやめた。それではレオンになってしまう)。

(日記を書いているときのBGM:寿の『継いでゆくもの』)