5月6日(土)
2、3日前、沖縄の島ラッキョウに塩をしてしんなりさせたやつを家で食べたら、やたらおいしく止まらない。傍らにはキリンが発売した各種プレミアの小瓶ビール。
で、島ラッキョウを食べながら、思わず「スパイスたっぷりまぶして炭火で焼いたアツアツのマトン・シーク・カバブ、ラム・チョップやマトン一口肉のロースト、あるいはやはりマトンのレバー・カバブあたりが欲しいなあ」などとつぶやいてしまった。
島ラッキョウに限らず、タマネギのスライスなどもそうだが、肉を炙ったり、炒めたり、煮込んだ料理とやたら相性がいい。栄養面にしても、血液浄化や中性脂肪の緩和促進など、肉メニューのデメリットを補填してくれる。
実際にも、パキスタンやインドのカバブ系ムスリム食堂、あるいはイラン、アフガン、トルコのカバブ屋などでも、肉料理のつけあわせにタマネギやワケギのようなものがつくことがやたら多い。
きっと島ラッキョウを食べながら、私のDNAがスパイシーな肉料理を求めていたのだろう。
豚肉料理とともに島ラッキョウを食べる沖縄の人たち。経験による食の知恵とはほんとうにエラいものだ。
で、本日も仕事。
チェンナイで撮った写真が上がったので出版社でチェック。
これが実に素晴らしい。ライトテーブルでポジをのぞきながら、よだれが出そうになった。
街の風景などにしても、インドならではの空気感や光の加減もバッチリ。
これから仕上げる私の原稿もこれらの写真に負けられない。責任重大だ。頑張ろう。
(日記を書いているときのBGM:気合を入れるときに聴くイギー&ストゥージスの6枚組ボックスCD『ヘヴィ・リキッド』)