マサラ日記     previous«  »next

4月7日(金)
           

 昼頃から、北インド・イスラーム式のディープな「チキン・マサラ(マサーラー)」、典型的南インドな味わいの「サンバル」、ちょっとクリエイティブな「菜花と新ジャガイモのクートゥ」などつくりはじめ、夕刻、さる出版関係のプレゼンに持参する。

 現地でバスマティ・ライスのマタル・プラオ(グリンピースのスパイス風味炊き込みごはん)も仕込んだが、いずれのアイテムとも好評で、ホッと一安心。
 調理人としては、どんどん料理が減るのが何よりの励みである。
 肝心の企画の方もなかなかおもしろいことになりそうで、楽しみだ。

 本日、この用件で東急大井町線の等々力まで行ったのだが、駅の周囲がなかなかなごめるムードで気に入った。
 何しろ、午後5時すぎの段階で、駅前のもつ焼き屋からいい香りの煙が猛烈な勢いでモクモク。私は進行すべき方向からはずれ、思わずその店の前で立ち止まってしまったくらい。そのうち、等々力渓谷にでも行ってみようか。

 ヤフーのニュースで、クラッシュの「ロンドン・コーリング」を聴いていてテロリスト容疑をかけられたアメリカ人の話が載っていた。
 アホらしい話だが妙にリアルなので「オレも気をつけよう」と思った。
 考えすぎ?
 
(日記を書いているときのBGM:サディスティック・ミカ・バンドの『黒船』。明日の夜、かつて加藤和彦似ともいわれた友人らに、高田馬場「とりやす」で20年以上ぶりに会う前夜祭? 木村カエラもかなり健闘したが、やっぱりミカさんには勝てない。木村カエラさん自身は好きだが)