マサラ日記     previous«  »next

3月27日(月)
           

 昼、新宿のタイ料理屋で「トムヤム・ラーメン」を食べる。
 妙に日陰状態の写真だが、実物はきれいなオレンジ色のスープが美しい。店の方ではラーメンといっているが、実際はビーフンであるし、スープもトム・ヤム・クンではなく、ココナッツと赤唐辛子のきいたホットで甘味のあるタイプ。フライドライスと生春巻き、デザートがついて770円は安い。

 夜、食欲がイマイチ、でとりあえず「豚ハツのネギ塩炒め」をつくってビールを飲む。
 左上のチューブから出した和ガラシがキモ(「レオン」の得意な表現より)。塩コショウだけで炒めた豚の心臓スライスにチューブの溶きガラシをたっぷりつけて食べるわけだ。食べながらのBGMはクレイジー・ケン・バンドの「けむり」。

(日記を書いているときのBGM:オーティス・ラッシュの『ザ・コブラ・セッションズ 1956〜1958』。これの元盤になったアナログ・レコード(当時のCBSソニーがつくった一種の海賊盤。なぜそんなものが世に出たのか不思議だ)は、マジック・サムの『ウェストサイド・ソウル』等とともにわが青春のバイブル。彼の「I CAN'T QUIT YOU, BABY」を勇気を持ってデビュー作で取り上げたツェッペリンもエラい)