マサラ日記     previous«  »next

3月10日(金)
           

 風邪と花粉症のダブルパンチだろうか、鼻水が止まらずノドも痛い。おまけに昼間からやたらと眠い。

 食欲ないなあと考えつつも、朝は納豆ごはん(納豆は2パック)、昼はタイの汁麺バミー・ナムをたいらげる。このくらい食べられるから大丈夫だろう。

 のどが痛いときは乳製品は摂らない方がいいという考えが、多くのインド人にある。だから、こんなときはチャイやミルクの入ったコーヒー、ホットミルクなどは飲まない。本日、私もチャイやラッシー、コーヒーはなし。

 で、無添加の梅昆布茶を飲む。乾燥した梅干しと超細切りの切り昆布などからできているのだが、おいしいしいかにも体にもよさそうだ。

 夜、シンプルで栄養になるものをということで、骨付きチキンのスープ鍋をつくる。
 つくり方はかんたん。
 昆布を敷いたお湯にさらにニンニク、ショウガ、長ネギの青いところ、それに1度霜降りにした鶏の骨付き肉を入れて、アクをとりながら煮込む(中火で約30分ほど)。いいダシが出たら、さらにお好きな具を入れて(今夜は水菜とニラ、白ネギ)、さらにさっと煮ればいい。お好きなタレ、あるいはスープ自体に自然塩などで味をつけて、召し上がれ。

 こういうとき、ついノンベジに行ってしまうのが、自分でも苦笑いである(マイルドな味わいのダールにしようかとも思ったが、食べすぎそうだし、鍋より時間がかかりそうでもあるのでやめた)。どうも当分ベジタリアンにはなれそうもない。でも体が求めるのだからしょうがないだろう。

 おいしいものを食べて体調を再調整し、ナイスな週末に突入だ。やるべきこと山積みだし。

(日記を書いているときのBGM:グレイトフル・デッド1975年の大傑作『ブルース・フォー・アッラー』。リラックスしながらハイテンション。ジャズ的要素も満載で、テクニシャンぶりもよくわかる。彼らだけの音世界が縦横に展開され、心地よい)