マサラ日記     previous«  »next

3月1日(水)
           

 半ば常連と化している新宿のタイ料理店で「カオマンガイ」のセットを昼にいただく(870円)。

 シンガポールはもちろん、最近では東京にも専門店のある海南鶏飯(ハイナン・チキンライス)のタイ版(というより、もとは中国料理だったものがタイそしてシンガポールやマレーに伝播したとする説が有力)がカオマンガイである(現地の人の発音からは「カオマンカイ」と聞こえる)。


 やゆらかにゆでてカットしたチキンもおいしいが、ゆで汁とハーブ類などで炊いたパラパラのインディカ米がこれまたウマい。このメニューはごはんのおいしさを満喫するためのものという思いが、個人的には強い。
 この店のはショウガのにおいに混じってレモングラスの香りがして、何とも食欲をそそる。

 シンガポールのだとタレが2種類つくことが多いが、タイのはひとつがふつう(タオチオ、シーユーダムといった大豆&醤油系のソースをベースにする)。下の茶色いのがそれだ。これをチキンにつけて食べるとこれまたバカウマである。

 夕食。
 こぐれひでこさんが「ダシを使わない豚汁がおいしい」といっていたのを聞いてから、ウチでもそうして豚汁をつくっている。今夜はできた豚汁にうどんを入れて食べたが、これまたおいしかった。

(日記を書いているときのBGM:ストゥージズのセカンド『ファンハウス』。文句なしのカッコよさ)