マサラ日記     previous«  »next

2月15日(水)
           

 街行く人々にマスク姿が増えてきた。風邪ではないだろう、多くは花粉症のはず。私も、ときどき目が痒くなる。そろそろきたかなと身構える瞬間だ。今シーズンは花粉の飛散が少ないそうだが、油断はできない。

 昼、池袋のパキスタン料理店でランチ。インド亜大陸のちょっと豪華な炊き込みごはん、マトン・ビリヤニをオーダーしてみた。
 スライスしたゆでたまごがなかなかキュートだ。米も当然のようにバスマティ・ライス。マトン・カレーのマサラとの絡みもなかなかよい。

 以前、当サイトの掲示板でも話題になったタマリンドの使用をチェックしたが、現物は目撃できず。味にしても、とてもタマリンドが入っているようには思えない。
 ちなみに私がこの店でビリヤニを食べて、残念ながらタマリンドに出会ったことは一度もない。

 その代わりといっては何だが、本日のビリヤニにはビッグ・カルダモンがコロンと入っていた。これじゃあないですよね?

 夜、バックパックを背負って大久保のフジ・ストアで買出し。ジャスミン・ライスや各種ダールなど、計10キロ以上の買いものをする。買ったものはすべてバッグパックにしまってヨイショと担ぐと、かなりな充実感。やっぱり手さげでなくてよかった。

 フジ・ストアのオーナー兼店長によれば「今、ジワジワとバスマティ・ライスが値上がりしています。5月ぐらいになったらもっと高くなるかも。今のうちにどうぞ」とのこと。

 おなじくオーナーは、家でバスマティと日本米をミックスしたものを食べているらしい。「こうすると香りもいいし、安いですから」とのこと。そうか、在日ミャンマーの方はそんな風にしているのか、と妙に感心。

 ともあれ、これからバスマティ・ライス(特にインド産)は値上がりしそうなので要注意らしい。

 家に帰って、バスマティ・ライスではなく、タイのジャスミン・ライスを鶏やダイコンの煮物の残骸に入れて煮込み、にわかピラフをつくって食べる。こういうメニューの場合、バスマティでつくるともっと美味だろう。

(日記を書いているときのBGM:クーラ・シェイカーのベストCD)