マサラ日記     previous«  »next

2月8日(水)
           

 10日ほど前から左足親指の関節が痛かったのが、ついに我慢できず、我が家の近くの整形外科に行く。何しろ私のような素人の肉眼でもわかる位に、左足の先が腫れているのだからヤバい。
 すでにカイロプラクティックの先生から「これはおそらく関節が炎症を起こしている可能性大ですよ」とテーピングしてもらったのが1週間前。医者に行くのはイヤだなあと先延ばしにしたのがまずかったらしく、ここ2、3日ですっかり悪い方へ移行した。
 
 問診と触診の後レントゲンを採り、やはり関節炎とのこと。飲み薬と貼り薬を院外処方箋でいただく。当分、静かにしていよう。

 医者の帰りにスーパーに寄る。本当は家に余っている白菜と豚肉で中華風の煮物をつくるつもりだったが、なぜか急に「上州赤鶏」のぶつ切りに目が留まり、チキン・カレーにメニュー変更。

 チキン・カレーをプライベートでつくるのはずいぶんひさしぶりな感じがする。ひょっとして数ヶ月ぶりか?
 揚げタマネギとヨーグルトがベースで、今日はそこに少しだけトマトを足し込んだ。私にとって最もベーシックなインドの味のひとつである。

 チキン・カレーをドバッとタイのジャスミン・ライスの上にかけてみる。シャバシャバのグレービーがごはん粒にしみた位が食べごろだ。今日はフライドオニオンの量がたっぷりめで、しかもよく炒めているので、カレーの色は濃いめである。

 風邪が治りきらないと、ノンベジ人間としては鶏肉が恋しくなるのだろうか。「あるある大事典」でも、風邪には「鶏鍋」が特効薬だといっていたが…。

 それより問題は足の関節炎である。今日の骨付き鶏肉もそうだが、もっとコラーゲンたっぷりなものを食べようか? 最近、どちらかといえば菜食の方が落ち着くのだが。

(日記を書いているときのBGM:『UNDER THE MOROCCAN SKYV』というワールド・ミュージックのライブ・コンピレーション盤。セネガル、モロッコ、イギリス、フランスのジプシー、インド(アルナ・サイラムという、私の好きなカルナティック音楽の歌手)、イラン、エジプトの演奏者たちがグルーブ感あふれる熱演を聞かせる)