マサラ日記     previous«  »next

1月27日(金)
           

 ここ2週間ほど休日がなかったが、明日とあさっては一応オフ。

 ここぞとばかりにゆったりのんびりしたいが、ベタ遅れの新刊用原稿書きもここのところの連日のノルマとしてしっかりと存在するので、実質完全な休みにはならない。まあ、これはここ10年ぐらいの平均的日常だから、しょうがない話だ。

 夜、大久保を徘徊していたら、「メイド・パブ」に遭遇する。ここは秋葉原か? という感じでまったく場違いだと思うのだが、もしかしたら、韓国や中国の人たちが客とスタッフ双方にいたりするのかもしれない。

 マレーシア料理の名店「マハティール」の前に佇んで、「ペナン・ラクサロティ・チャナイでも食べようか」と一瞬考えたが、あいにく午後8時半なのにまるで腹が減っていない。昼間食べた「大盛りの讃岐うどん、かき揚げのせ」のせいだろうか。

 大久保ではインドの揚げ物の衣によく使うベースン(インドのひよこ豆の粉末。そのままだときな粉に似た風味)などを買うが、結局何も食べずに帰宅。

 家ではわさびをきかせた納豆を肴にビールを飲み、レッド・ツェッペリンのDVDを観る。いい感じのリラックスぶりが自分でも心地いい。やっぱり人間適度の休息が必要ということか。

(日記を書いているときのBGM:レッド・ツェッペリンの2枚組DVD。いつも、もっとも目と耳が釘付けになるのがドラムスのジョン・ボーナム。彼もまた不世出の天才だ)