マサラ日記     previous«  »next

1月20日(金)
           

 
 昨日、19日、木曜日。
 夜、大久保を徘徊し、ダールやスパイス類をフジ・ストアで調達。
 最近あまりこの店で冷凍庫の肉を買わないのだが、見慣れないパッケージのマトンやラムがたくさんあるので思わず手を伸ばす。カシミール・マトンなどと書いてある。
「おお、ついにカシミール製のハラール・ミートが日本でも手に入るのか」
 と一瞬感動しそうになったが、よくよくパッケージを見れば、名古屋の「カシミール」という業者がオーストラリアあたりから輸入したものらしい。感動して損した気分。

 カシミールといえば、レッド・ツェッペリンである。あの曲は曲名の割にはインドやパキスタンとは異なる趣きだ。むしろ、中近東やモロッコ、チュニジアっぽいエッセンスが注入されている。

 その後、ペナン・ラクサを食べようかと東京でおいしいペナン・ラクサを食べさせてくれる大久保の「マハティール」前を通るが、原稿ほか宿題的にやるべきことの多さにメゲて、素通り。まっすぐ家に帰ることにする。

 帰宅後、ビールを1本飲んだら、あまりの疲れかバッタリと寝てしまった。
 当然やるべきことはできず。こんなことならペナン・ラクサを食べればよかった。

 本日。
 今、納豆にワサビと自然塩をミックスしたものを肴に、芋焼酎の逸品「久耀」を飲みながら、日記を書いている。
 納豆+自然塩+ワサビはかなりポイントが高い。「ネギ塩奴」に次ぐヒットかも。

 ウィルソン・ピケット氏(偉大なソウル・シンガーのひとり。私も自分のバンドで「ムスタング・サリー」「ミッドナイト・アワー」などをアレンジして演奏していた)が死去。思い入れのあるミュージシャンのひとりだ。合掌。

 明日。
 天気予報で、東京でも午後雪の可能性ありだという。勘弁して欲しい。雪はキライだ。
 
(日記を書いているときのBGM:「はっぴいえんど」の『風街ろまん』。今聴くと、そのスゴさがよくわかる。数少ない「日本のロック」だ→私にとって「日本のロック」とはたとえば、じゃがたら、村八分、エンケンさん、近田さん、フールス、フリクション、ルースターズ、サンハウスなどのこと。コンディション・グリーンやRCもはずせない。一方、現在の日本にロックはない感じだ)