1月11日(水)
新刊の原稿が予定よりも進まない。しかも、ほかにもやらねばならないことのオンパレード。おそらく、今後しばらくはこの日記もサボり気味になると思うので、ご了解を。
北インドは大寒波らしく、つい先だってデリーの朝は0℃近くまで冷え込んだらしい。そりゃあ100人以上亡くなる人も出るだろうよという厳しい寒さである。
この時期、北インドに行くと、早朝、路上で焚き火をしてうれしそうにあたっている人を見る。それだけ寒いということだが、0℃というのは尋常じゃない。インド人は寒さに弱いのだ。
東京も今年は寒い。おかげで風邪気味のため、朝なかなか起きられずつらい。体がつらいだけでなく、朝の原稿書きの時間が取れず、精神的にもつらい。寒いのはイヤだ。
この時期、なぜか、とりわけ豆カレーがおいしく感じられる。体にやさしいからか?
今夜は、皮つきウラド・ダール、皮つきマスル・ダール、それにトゥール・ダールという組み合わせで煮込み豆カレー。
パンジャーブあたりでよく食べられそうな味わいで、ウラド・ダールの個性が強いのがポイント。今日はバゲットで食べた。
ダールとパンの前に、沖縄のもずくにショウガのすりおろしをたっぷりあしらいポン酢で食べた。お伴はビール。沖縄のもずくはおいしい。これまたホッとする味だ。
スーパーの野菜が高い。こういうときは乾燥豆類の他、海藻や乾物類などをうまく利用して乗り切ろう。
(日記を書いているときのBGM:南インド古典音楽のボーカル、CHEMBAI VAIDYANATHA BAGAVATHARという名人のカセット)