マサラ日記     previous«  »next

1月5日(木)
           

 豆腐が冷蔵庫にあったので、豚挽き肉と炒めものをつくって夕食にした。
 麻婆豆腐とは違って、にんじんの薄切り、刻んだ青唐辛子などが入り、味つけも貝柱炒りオイスターソース、塩、ナンプラー、黒コショウ。ついでに豆腐はグズグズにつぶして仕上げる。見た目はイマイチだが、味はよし。そいつをインディカ米のごはんにかけて食べた。

 豆腐だと絹よりもめんが好き、納豆は小粒より大粒が好みだ。たぶん世間の過半数は逆だと思う。ついでにラーメンも細麺より太い方がいい。

 そういえば、昼、タンメンを食べた。おいしいタンメンならいいのだが、そういうものではなかった。タンメンだと、昔住んでいた京王線笹塚にあった「代一元」という店のタンメンが好きだった。まだ、あるのだろうか、あの店。

 笹塚より前に、世田谷線の松陰神社前というところに住んでいた。
 白状すると、インドカレーにハマる前、単なるカレー好きだった時期が少しあり、市販のカレー粉やカルカッタの「ドーセン」製カレーパウダーにいろいろな具を入れて喜んでいたりしていた。
 そんな頃、たいへん気に入っていたのが、松陰神社前駅近くにあったカレー屋。名前をどうしても思い出せずくやしいのだが、「サンバラト・アヤム」(直訳すると「すべてを倒す鶏肉」という意味だと、店主のかなり年輩のおじさん(おじいさん?)が力説していた)というチキン・カレーを名物にしており、これがものすごく好きだった。代一元同様、まだあるのだろうか、という気分になる。この店のことをご存知の方、ぜひご連絡をいただきたい。

(日記を書いているときのBGM:イギリスのインド系DJ、PATHAANのコンピCD『PATHAAN'S SMALL WORLD』。タルヴィン・シンのお友だちらしく、ユルめだがそんな感じの音が多い)