マサラ日記     previous«  »next

12月20日(火)

 夜、ようやく豚汁的なものをつくる。
 敬愛するこぐれひでこさんがご自身の「ごはん日記」(これはカフェ・グローブだが、少し日が発ったものはヤフーのグルメページに再録)で「ためしてガッテンでダシ抜きの豚汁を紹介していて、まねしてやったらたいそうおいしかった」みたいなことを書いてあったので、私もさらにまねしてみた。

 黒豚の細切れのほかは、こんにゃくや豆腐、もやしなどは入らず、大根、じゃがいも、ごぼう、舞茸を入れた。が、主役は何といっても長ねぎ。風邪気味のせいか、今日はなぜかとても長ねぎが食べたかったので、たくさん入れてみた。

 なるほど具だくさんにするとダシは要らないことが判明。むしろ各素材と味噌の風味が際立って、さらにおいしい。今度から豚汁はダシ抜きにしよう。

 ほかには、1週間以上前から冷蔵庫に鎮座していた1本のきゅうりと納豆を混ぜて醤油をかけ、わさびをきかせた「きゅうり納豆」、そして芋焼酎「久耀」。それほど腹は減っていなかったので、主食はなし。

 寒い日の汁物はおいしいことを再認識する出来映えで満足したが、腹いっぱい食べてもまだ鍋には大量の豚汁が。あさっての朝ぐらいまで続きそうだ。

 汁物でまだ食べたいものがある。ひとつはクラム・チャウダー(マンハッタン風はトマト仕立てというのは不勉強で知らなかった。当然、私が食べたいのはクリームスープである)。ほかにはトルコ式豆のスープとインドのトマトスープ。どれもおいしいパンといっしょにいただきたいものだ。
 いずれも、それなりに手間がかかる。少なくともダシ抜きの豚汁よりは面倒だろう。時間のあるときに頑張ってつくろう。

(日記を書いているときのBGM:サラーム海上氏入魂のコンピCD「ヤッラー・ヤッラー」。アジア〜アラブな熱いグルーヴ感がバッチリである)