12月17日(土)
午前中、二ケ月に一度ほどの間隔でアレルギーの診療を受けている新宿の大学病院へ行く。
年末の週末ということでずいぶん混んでいる。いつも受付の対応がインド的に無愛想でぞんざいなのだが、今日はとくに「客あしらい」が粗い。私は持論的に、病院はサービス業の一部だと思っているが、これはダメ出しの対象だ。
苦々しく思って診察を終わり、投薬票や支払いの伝票を看護婦から渡されたが、何とこれが60何歳の別人のもの。私の顔を見れば、いくら何でもそんな年には見えないだろうよ。医療ミスの萌芽を見たようで、一瞬ゾッとした。
それじゃあ、ほかの病院に行けばいいのだが、現状では診察時間などの融通が利くので、惰性で通っている。いけませんな、こういう「お客」は。
その後、新大久保で食材の買出し。マレーシア料理店「マハティール」でバクテーかロティ・チャナイ、ペナン・ラクサを食べようと思ったが、本日ランチは休業とのこと。残念ながら、そのまま帰宅。
午後遅く、今度は近くの美容院で髪を切る。短い髪だから床屋でいいようなものだが、バンド時代から長年美容院だ。
ここもまた年末モードで大繁盛。ただし、忙しくても仕事はバッチリていねいなのがうれしいところ。
店長さんにいわせると「この時期は忙しくないとダメ」だそうだが、サービス業=客商売全般での1月の揺り戻しを考えれば、12月に稼げるだけ稼いでおきたい気持ちはよくわかる。
夜、またもダールが食べたくなり、ウラド・ダール、マスル・ダール、ムング・ダールをすべて皮つきで煮込んだカレーをつくる。さらに、じゃがいもをマッシュしてにんにくをきかせて炒めたサブジも用意。
ダール、じゃがいもとも、冬だなあという感じの北インドメニューをごはんではなく、バゲットで食べた(ビール付き)。おいしくて満足。
(日記を書いているときのBGM:フランク・ザッパ率いるマザーズ・オブ・インベンションの『有刺鉄線サンドウィッチ』。グレート!)