１1月２７日（日）
昨日、中華が食べたいなどと書いたわりには、いともかんたんに裏切ってしまった。
まずは朝昼兼用で、ごはんにみそ汁(水菜と麩)、納豆という和食を食べ、夜はたまねぎ、じゃがいも、ヨーグルトの処分として、「じゃがいも入りキーマ・カレー」をつくった。
ついでといっては何だが、キーマの写真とレシピは当サイトの「シェフズ・スペシャル」のコーナーにアップしておいた。興味のある方は、お試しいただきたい。
そこにも書いたが、キーマといったらインド亜大陸では「マトン」であって、チキンではない。チャンスがある方は、１度、マトンやラムの挽き肉でキーマをつくったり、そうしてできたキーマを召し上がってみるといい。チキンのキーマとは一味違う魅力に気づくはずだ。
とはいえ、鶏挽き肉でもおいしいキーマ・カレーはできる。
巷のインド料理店だと、カシューナッツのペーストや生クリーム、トマトのピューレなどでゴテゴテと着飾ったレシピが多いが、もっと直球勝負した方が、私としては好みである。だから、そんなレシピをアップしてみたわけだ。
また、いまだ当サイトでも紹介していないが、南インドにはココナッツをきかせたキーマ・カレーがあって、これが猛烈にウマい。さらに、ピーナッツやごまのペーストが入ったコッテリタイプもあって、これまた絶品。そのうち、講習でもとりあげようかと考えている。
(ＢＧＭ：久保田麻琴と夕焼け楽団のベスト『MADE IN ISLANDS』。後のサンディ・アンド・サンセッツも好きだが、夕焼け楽団もそのレイドバックぶりがいい)