マサラ日記     previous«  »next

11月25日(金)

 夜、ぼんじり(ぼんちり、ぼんぼちなどともいう)の骨なしで串打ち済みというのがあったので、家で焼いてみた。

 焼き鳥屋のは骨付きが多い。脂がのっているので食べ応えバツグン(コレステロールに注意)、けっこうハマる部位でもあるが、焼くときにおびただしい煙が発生するのが難点。だから、家で焼くのにはちょっとばかり勇気がいる。

 で、勇気を出して焼いてみたら、案の定、狭い我が家中に煙がモクモク。火災報知器のあるマンションなら即座にアウトという感じである。
 
 モクモクの後、できあがったぼんじりをビールで食べたが、これがバカうま。脂ノリノリのぼんじりは焼酎にも合いそうな感じだった。

 おいしかったのだが、結局のところ、換気扇を回して家の窓をすべて全開にしたにも関わらず、その後もにおいがとれない。恐るべし鶏油。

 ぼんじりとビールの後、手羽先鍋(塩味の昆布だしで、手羽先、豆腐、きのこ類、春菊を煮たもの)をいただいたが、これもまたおいしかった。食べるときわさびを加えると、鶏の風味がより引き立っていい。

 結局、鶏インフルエンザなどどこ吹く風という、鶏尽くしの夕食だった。手羽先は安くて味もよく、重宝であることを再確認。

(日記を書いているときのBGM:ローリング・ストーンズ「山羊の頭のスープ」。私の持っているCDには、昔、アナログ盤には出ていたはずの、山羊の頭の入ったスープ鍋の写真がカットされている。オリジナル発売当時も動物愛護団体からさんざんクレームが出ていたらしいし、削除はある意味納得。いかにも血の気の多い時代のストーンズっぽい発想で好きだったが)