11月14日(月)
料理講習の際、参加者の方から「鼻声ですけど風邪ですか?」と聞かれてしまった。私としてはそんなつもりではないのだが、風邪であるのは事実だった。情けない。私が生徒だったら、風邪気味の料理講師にはあまり教わりたくない。
ここ3週間ほど、ずっとのどがガラガラする。「私の風邪はのどから」ということである。
こういうとき、のどに刺激の強いラッサムなどは控えた方がいい。牛乳入りのチャイもダメ。乳類はのどによくないのだ。
代わって、風邪気味のとき、私の知る何人かのインド人調理人おすすめなのが「みそ汁」である。日本でも、ねぎたっぷりのみそ汁が風邪にきくという人もいるし、みそ汁をインド人が日本人に薦めるのは間違いではないと思う。
今夜は「かきご飯」と「豚汁」。風邪気味の身にはうれしい献立だ。いただきものの自家製信州みそでつくった豚汁はおいしかった。
そういえば、先日、仕事で「カレー味噌」というのを味わった。その名の通り、カレー風味のみそなのだが、そのままきゅうりなどにつけておいしそうな、なかなかの味だった。炒めものやチャーハンなどに使うといいらしい。みそ汁にするのは変だろうが。
カレーみそではなく、みそ味のカレーというのも大阪などに存在するらしい。みそラーメンがあるのだから、みそカレーがあってもぜんぜんおかしくはないはずだが、やはりめずらしさが先に立つメニューである。
(日記を書いているときのBGM:ニューオリンズ・ファンクの王様「THE METERS」の『FIRE ON THE BAYOU』)