マサラ日記     previous«  »next

10月26日(水)

 前にもこの日記に書いたが、「クイーンwithポール・ロジャース」の来日は、どうもシラける。ロジャー・テイラー、スゲー太ったなあ、ジョン・ディーコンどこ? 「Can't get enough」までやんのかよ、という感じだ。

 EL&P((1970年代の初頭、全世界的にロックファンには人気があった、キーボード、ベース、ドラムスの3人組バンド、エマーソン・レイク・アンド・パーマーのこと。ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」をロックにするなど、ギターなしならではのトンガッた音楽を創造した)のキース・エマーソン(ステージでハモンド・オルガンにナイフを突き刺したり、同じハモンドをグルグル回したり飛び越えたりで、トリッキーなアクションも人気だったが、私にはどうもシラけるものに思えた)、レオン・ラッセル、アル・クーパーなども来日ということだが、どなた様もリアルタイムの現役って感じではない。ロックもナツメロになっちゃ終わりってことだ。

 そうしたことからすれば、つくづくローリング・ストーンズは偉大である。とてもじゃないが、還暦過ぎの音楽とは思えない。

 ケイト・ブッシュが12年ぶりの新譜発売だという。ファースト・アルバム「天使と小悪魔The Kick Inside」からよく聴いてきた人間としては、かなり興味をそそられるニュースである。ジャケットも秀逸で期待が持てる。

 マガジンハウスの「クロワッサン」最新号にデトックスの特集があり、毒素出しに有効な食材として、香菜、たまねぎ、カリフラワー、かぼちゃ、オクラ、キャベツ、にんにく、ゴーヤー、豆類などの名前が挙がっていた。インド料理バンザイという感じのラインナップである。個人的に大いに満足。