10月22日(土)
昼間は仕事。合間にランチ。
タイ料理、鶏のバジル炒め、目玉焼きのせ(ご飯はタイのインディカ米)。これにココナッツと赤唐辛子のきいたスープ仕立てのクエティオ(ビーフン)、サラダ、タピオカ・ココナッツのデザートがついて870円。目玉焼きを崩しつつ、全体をカレーのように混ぜて食べると美味だった。
ブルータスの旅本特集をきっちりと読んだ。沢木耕太郎氏の「深夜特急」、金子光晴氏の「どくろ杯」、横尾忠則氏の「インドへ」ほか定番もあれば、斬新なチョイスもあって、なかなか楽しめた。元プラスティックスの中西俊夫氏や、みうらじゅん氏が登場したのも、個人的にマル。
私自身の意見としては、沢木耕太郎氏の本には何か没入しにくいところがある。よくよく考えれば、料理や音楽に関する記述が少ないからだと思う。初めて読んだ氏の本が「敗れざる者たち」だったこととも関係があるかもしれない。
藤原新也氏ならば「全東洋街道」が好きだ。理由のひとつは、冒頭のトルコから料理写真が多いからである。
そういえば、最近は旅関係の本を読んでいないなと思ったが、今、中沢新一氏の「アースダイバー」を読んでいる最中。これは都内を巡るディープな旅の本とも考えられる。銀座や新橋に関するページまで読んだところだが、なかなかおもしろい。
夜、日本式のカレーライスを食べる。当然ビールつき。
私がインドのカレーだけを支持していると勘違いしている方がときにいるようだが、日本のカレーも、おいしければオーケーである(当たり前か)。とくに印象的なもののひとつが、大阪梅田阪急三番街ほかにある「インデアンカレー」。小学生のときからの大ファンで、大阪に行ったら必ず食べるようにしている。
(日記を書いているときのBGM:山根麻以『ふつうの唄』ほか)