マサラ日記     previous«  »next

10月21日(金)

 木曜日。以前から行きたかった中央線沿線の沖縄料理店にトライ。おいしかったが、期待が大きすぎたせいか、正直、それほどの感激はなかった。ごひいきの西荻窪の沖縄料理店2店(「馬小うまぐわ」「赤い鼻」。どちらもおいしいだけではなく、個性的な店でもある)の方が、やっぱりいいな。

 料理に限らず、音楽や書籍などもそうだが、ネットや雑誌、新聞などでの評判が高くても、自分にとっては実際たいしたことないということがある。
 大昔は、よくそういう機会に遭遇すると、「時間の無駄だったな、チクチョー」と熱くなっていたが、今は「何事も経験しないとはじまらないのだ。フムフム」ときわめて冷静である。身銭を切らないとダメなことというのは、たくさんあるのだ。

 そういえば、中野駅北口から新井薬師にむけて歩いていたら、「南インドダイニング」という店があった。メニューを見ると「サンバル」「ラッサム」があるのだが、一方では本日のおすすめに「ポークカレー」と書いてあったりして、思わず後ずさり。身銭を切る気にはならなかった。

 ポークカレーがポーク・ビンダルーならばオーケーだが、それならそう書くべきだろう。それにポーク・ビンダルーは厳密には南インド料理ではない。どちらにせよややこしい話だ。

 金曜日。3回目のカイロプラクティック。毎回、ホーッと感心するような体についての気づきがあるのがスゴい。今日は終わった後、自分で鏡を見たら、明らかに顔色がよくなっていたのでビックリ。体のチューンナップは大事である。

(日記を書いているときのBGM:山根麻以『やさしいきもち』ほか)