マサラ日記     previous«  »next

10月15日(土)

 午前中、用事があって西新宿へ。
 このとき、電車に乗ったり街を歩いている間に
@ペ・ヨンジュン
A中田英寿
Bライブドアの堀江社長
 にそれぞれよく似た人々を見かけて、驚くというか、内心ニヤニヤ笑う。
 @の人物は大久保のコリアンタウン近くで見かけた。まさにハマリ役? わざと自己演出しているとは思いたくないが、それにしてもよく似ていた。
 Aは大久保駅構内。ナルシスなにおいが漂う若者だったが、カッコいいとは感じられなかった。
 Bは西荻窪駅。顔、髪型、体形、すべてがよく似て眼をひかれた。変な黒いTシャツを着ているのが減点だが。ヒルズ族が中央線に迷い込んだミスマッチさが印象的。
 こんなことを記憶している自分も「ヒマ」な人間か?

 出かける前に速攻でつくった「シーフード・ピラフ」を、帰宅後食べる。
 といだインディカ米に、冷凍のシーフード・ミックス、トマトのみじん切り、赤ピーマン、たまねぎ、マッシュルームの各スライス、塩、こしょう、バター代わりのギーをぶちこみ、炊いただけ。要するに手抜きメニューだが、それなりにイケた。

 夕食はインド料理にしようと思ったが、カミサンのリクエストにより、鍋に変更。スーパーで買いものし、あんこう鍋、たらの白子のボイル、生ガキを準備する。
 まず、生ガキをレモンとかんずりで食べると、これがウマい。疲れが吹き飛ぶ味とはこのことか。
 白子はポン酢で。フォアグラ並みのクリーミーさ、とろける味わいだ。
 あんこう鍋はあんこうのブリブリしたゼラチンがイケた。たくさん入れたきのこ類とも、意外なほど風味がマッチしている。スーパーの安物あんこうといえども、なかなかあなどれないということだ。

 インドにいるとなかなか食べられないのが、和風の鍋である(中華の鍋は「スティームボート(火鍋)」のけっこうおいしいのが、ボンベイなどで食べられる)。せいぜい日本で楽しみたい、日本の味といえよう。

 夕食の後、映画「スクール・オブ・ロック」の日本語吹き替えをWOWOWで観て笑う。やっぱりなかなかいい作品だ。