マサラ日記     previous«  »next

9月23日(金)

 本やCDを探しに、そしてフライヤーを置いてもらうため、近くにある「ナワ・プラサード」に行く。
 役に立つ本屋とキャッチコピーにあるが、まさにその通りで、買いたくなる本とCDの目白押し。「単位面積当りの売り上げ日本一」という声もあるらしいが、真偽のほどはともかく、たいへん魅力的なお店であることに間違いはない。
 
 レコード屋や本屋というのは、仕入れをしている人の感性や意識がモロに商品構成や棚割りに反映される業種のひとつである。
 その点、私のような人間の欲求を十分に満たす店は、最近とみに少なくなった気がしてならない。20年ぐらい前はおもしろい店が都内にたくさんあったのに、今では、どこもかしこも似たような品揃えで、興奮しない。

 たまに新宿のレコード屋「ディスク・ユニオン」などに行っても、ずいぶん昔とは違う感じがして、正直ややガッカリ。これだったら、相対的な品揃えの豊富なHMVやタワーレコードあたりに行っても、こと足りてしまう。

 夜も更け、「タモリ倶楽部」を観る。「潜入!雑誌『酒とつまみ』編集部!!」である。予想通り、グズグズな内容でおもしろかった。