マサラ日記     previous«  »next

9月14日(水)

 新宿にできた新しいインド料理店でランチ。
 内装はあまりインドっぽくない。カフェ風か。いすの感じが、去年青山にできた高級インド料理店に妙に似ているのが、個人的には印象的だ。
 
 これにバスケット入りのナーン(お代わりオーケーの食べ放題だそうだ)がついて、850円。
 左は「ほうれんそうのカレー」だが、残念ながら、ほうれんそうの色と香りが飛んでしまっている。右は「お豆のカレー」で、皮つきウラド・ダールにチャナ豆を足して煮込んだもの。いわゆる「カリ・ダール(黒い豆カレー)」という、インドのパンジャブから、ラホールなどパキスタンのパンジャブで有名な料理のアレンジか。こってり系の腹にたまるダールである。上はサラダ。
 ナーンはもっちりとしてフワフワ系で、誰もが納得する味。カレーのインパクトが弱いが、ていねいにつくっている感じはよく伝わってくる。スタッフの対応もよかった。

 ローリング・ストーンズの新譜を買って聴いてみた。前の「興味がない」とこの日記に書いたが、撤回する。少なくとも、かなりヨレヨレだった前作よりはぜんぜんいい。1980年代の名盤『タトゥー・ユーTATOO YOU』の頃を彷彿とさせるナンバーもあるし、私の好きなブライアン・ジョーンズ在籍時に戻ったかのようなブルースっぽい曲もある。ミック・ジャガーのベースがけっこういいのも新発見だ(今回、ギターやハーモニカ、パーカッションもやって大活躍)。

 じゃがたらの不朽の名盤『南蛮渡来』もCDで買ってしまった。オリジナルのアナログ(1982年発売)はもちろん持っているが、音の分離のいいCDで聴くのもまたよし。